日記

確率 [日常]

麻雀を教えてくれた友人が言ってたんですが、
確率の問題だから、期待値が高くなるように打てばいいと。

確率といいますが、麻雀の場合人が積むのであれば
その実完全にランダムではなく、
ずるっこもできるし、ずるっこしなくても
まったく同じ積み方(真の意味で)をすればまったく同じ山になるわけです。

ですがこの話は麻雀に限ったことではなく、
高校確率でよく出てくる「同様に確からしい」サイコロだって
実在のものは投げ方・サイコロの質量・湿度・気圧・・・その他諸々
の条件が完全に再現されていれば常に同じ値が出るはずです。

要するにこの世に真の意味で確率なんてものはないのだと思います。
もっというと確率という言葉は人間が知識の範囲内で結果を知りえない事象を
一つの言葉によって定義することで、認知できない事実を覆い隠し、
確率という概念によって論じるための言葉のような気がします。

結果を知りえない事象であれば確率事象であるというのが一番分かりやすいのは
コンピュータの生成する疑似乱数で、あれは生成アルゴリズムと種が同じであれば
常に同じ乱数列を生成するのですが、たとえば種をミリ秒単位の時間みたいな
人間に認知し得ない値にしてしまえばそれでもう人間にとっては
ランダムな事象、確率で起こる事象になるのです。

何がいいたいかというと麻雀で配牌もツモも糞でどうやってもあがれないのは
確率じゃなくて決定事項なので諦めて気持ちを切り替えるのが一番だということです。


at 2009-5-21 0:21 | Comment(0)
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